EURO2004

▽準決勝
ポルトガル2−1オランダ

ついに準決勝。序盤から押していったのはポルトガルフィーゴとCロナウド
両サイドの動きが良く、オランダを攻め立てます。そして前半26分、コーナーキック
ロナウドが見事に頭で合わせて先制点。しかしユニ脱いでイエローをもらったのは蛇足。
これからのポルトガルを背負う存在なんだから精神面でも成長しないといけませんね。
その後オランダも反撃を試みますがゴールは遠く、そのまま前半が終了。
後半、オランダはオーフェルマルスに代えてマカーイ、ボウマに代えてファンデルファールトと、
さらに攻撃的な選手を入れてきましたがこれは結果的には失敗だったんでしょうか・・・
マカーイはほとんど消えていたし・・・逆に後半13分、ポルトガルマニシェ
見事すぎるミドルシュートを突き刺し2−0とします。しかしこのゴールの時、
映像がVTRだったので生で見れませんでした・・・しかもこれは国際映像なので
全世界の何億人もの人が怒ったことでしょう・・・さて後が無くなった
オランダでしたが、そのすぐ5分後にオウンゴール(これは仕方ない!)で
1点差となり、まだまだわからないぞと思わせたんですが・・・その後は
チャンスというチャンス無し。ロスタイム、最後の最後で回ってきた
フリーキックもファンホーイドンクが壁に当てて万事休す。結局ポルトガルが2−1で勝利し、
初のEURO決勝進出を決めました。ポルトガル、スコア以上に内容は圧倒していたと思います。
課題はフィニッシュでしょう。ワントップのパウレタが何度か1対1の場面を外していたし・・・
ここまで来たら絶対優勝してほしいです。黄金世代の最後を飾ることができるか。
オランダは準々決勝のPK戦での勝利で乗ってくるかなと思ってたんですが・・・
今日はいいところが無かったですね。中盤、サイドで完全に負けていたし、
交代枠を有効に使うこともできませんでした。監督は代わるでしょう。
アドフォカートのカリスマ性の欠如、不可解な選手交代が今大会は目に付きました。
誰になるかはわかりませんが、W杯予選ではまたチェコと同組。オランダの苦難は続きます。
明日はチェコギリシャ。ここはチェコで固いかなと思っていますが果たして。